３月１１日に起きた地震は、直後の大津波、原子力発電所の事故により未曾有の大災害となり支援を必要とする方々が多数発生しています。
　３月１８日に、全日本ろうあ連盟、全国手話通訳問題研究会および日本手話通訳士協会から構成される「東日本大震災聴覚障害者救援中央本部」の第1回会議が開催されました。同中央本部からの要請を受け、「聴障・医ネット」は協力団体として参加しています。 　

　現時点で、「聴障・医ネット」は、ＣＳ放送「目で聴くテレビ」への原稿提供や、ウェブに災害時の役立つ情報の掲載を行っています。
　中央本部の動きについては全日本ろうあ連盟のウェブに随時掲載されます。

　「聴障・医ネット」は中央本部と連動して、被災地及び各地域に避難されている被災者の方々の支援を行っています。
　震災直後の調査活動に続き、聴覚障害のある方に係わる専門職に支援の依頼が予測されます。活動できる方々の登録を継続して実施します。
　４月初めに、会員・賛助会員・以前に聴障・医ネットのつどいに参加された方々に登録用紙を送付しました。インフォメーションに同封の用紙またはウェブから様式をダウンロードしてe-mail、ＦＡＸ等で登録してください。
　　なお、今回、宮城、岩手、福島県の聴障・医ネット登録者には、該当地域のメール 便の取り扱いがなく、また現地の郵便事情が把握できないこともあり、発送を見合わせました。

　登録いただく対象者は、正会員に限らず、聴覚障害者に係わる医療従事者（有資格者）といたします。 　現場でのコミュニュケーションは原則自身でしていただきます。ただし、状況により手話等の堪能な方とペアで活動するなどコーディネートする予定ですので、ぜひ皆様の登録をお待ちしております。
　 　支援は長期にわたりますので、登録は随時受け付けますが、緊急で派遣の要請を受ける可能性がありますので早めの登録をお願いいたします。

事務局メールアドレス　deaf.mednet＠gmail.com(＠は小文字)
事務局ＦＡＸ　０４３−２５１−１９７５

　義援金等につきましては「東日本大震災聴覚障害者救援中央本部」 への協力をお願いいたします。